先輩社員インタビュー

Interview

自らの手で、金属が製品に変わっていく

Abe
Tomoyuki

阿部 智之

新卒入社12年目

Q1.入社理由を教えてください

希少性が高く、職人技が必要な「ヘラ絞り」という技術を極めたいと思ったからです。私はもともと工業高校に通っており、そこで学んだものづくりに携わる仕事がしたいと思い就職先を探していたのですが、ふと目についた「ヘラ絞り」という言葉に興味を持ち応募しました。そして工場見学に行った際に金属が手業により形を変えていく不思議な光景に魅力を感じ「この技術の職人になりたい」と思ったのが決め手となりました。現在では日々ヘラ絞りの技術を学びながら、職人への道を歩んでいます。

Q2.仕事のやりがいを教えてください

今までなかなかできなかった加工ができるようになった時、とても大きなやりがいを感じます。それを感じることができるのも、機械だけではつくれない「手業」が必要な仕事だからこそだと思っています。ヘラ絞りは神経を研ぎ澄まし、体全体を使って行います。もちろん最初のころは失敗することも多かったですが、どこにどう力を入れれば良いのか試行錯誤し、少しずつ上達していきできるようになった時の喜びははかり知れないものがあります。自分の手で、自分の体でものづくりをしたいという人には絶好の環境だと思っています。

Q3.今後どのようなことに挑戦していきたいですか

もちろんナガセの「ヘラ絞り」という誇りある技術をもっと極めていきたい、幅広い技術を身に着けていきたいという気持ちもありますが、これから新しく入ってくる仲間にその技術を受け継いでいきたいという気持ちも多くあります。ナガセでは「手業の最後の砦になる」ことをビジョンとして掲げています。技術の発達により様々な技術が機械化されていますが、機械だけでは代行できないこの「ヘラ絞り」は風化させず継承していき手業の日本最後の砦になるために、自分が学んできたものを次の世代に教えていきたいという気持ちが強くあります。

就活生へメッセージを!

金属加工に興味を持っていたり、機械を動かすだけでなく「自分の手で何かを作りたい」と思っている人には良い会社だと思います。また雰囲気も「職人」のワードで連想されやすい固い雰囲気ではなくコミュニケーションの取りやすい雰囲気もあるので、身構えずにまず見に来てほしいなと思います。実際に技術を、雰囲気を見ていただいて良いと思ったら、ぜひこの技術に携わってみませんか?

エントリーはこちら!

マイナビエントリー